| HOME |
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
今叫び散らしたい
ついにやった。
やっちまった。
あげこは今、あげこの周囲5メートルくらいの人達みんなに話しかけたい気分です。
いや、むしろ叫び散らしたい。
きいろいゾウのハードカバー買った。
で?何を叫びたいかって?
何を言いたいかって?
「文庫本も持ってるんですー!一回読んだくせに、ハードカバーのまで買っちゃったんですょー、にゃはははー!」
だょ。
ちょ、待って!みなまで言うな。
わかってる。わかってますよ?
ブログを更新したかと思ったらそんなことかいって思っておられるのだろう?
しかも叫びたいってって。
いや、ね、違うんすよ。
あたし人混み苦手なんす。目まわっちゃうの。泣きたくなっちゃうの。
そんな中、新宿紀伊國屋。街は時は夕刻間近。
目、まわっちゃってる中、どうしても買いたかったの。今、どーしても、きいろいゾウをあげこは欲していたの。
読めばバラ色になるんだもの。
そして明日は友達の結婚式。2時間電車に揺られるわけ。
絶対ホンガヒツヨウだ!
そして、きいろいゾウがヒツヨウだ!
式を挙げる友達。
きいろいゾウで幸せテンションあげあげのあたし。
誰の結婚式だよってくらい、幸せ満喫しちゃるぜ。
本屋のカラフルにやられながら、あほぅだから、どこにむかっていいかわからなくなりながら、半ベソかいてやっときいろいゾウがあるコーナーを見つけた時、まだ購入前なのに抱きしめたよね、本を、本屋で。
見つかった!とゆう喜びがいつもの何倍もあげこに降り注いだわけですよ。
紀伊國屋の社長さん、アナタがビジネスのみの為に本屋をやっているのではなく、本当に本が好きでやっていらっしゃるならば、あげこの本屋で本を抱きしめ半ベソかいてる姿を見たら、涙もホロリとこぼしてしまうだろう?
なぁ、そうだろう??
そんなわけで、達成感と至福感により、レジに並ぶ、本好きの同志達および、店員さんに、上文で述べたセリフをいいちらかしたかったわけ。
あげこワールドの中では言い散らかしたけどね。
そしたら
前に並んでいた山田さん(40歳、会社員)「おめでとう。」←落ち着いた物言いで
後ろに並んでいた佐藤さん(35歳、OL)「私も西加奈子先生の大ファンなんですよ!」←やや興奮気味で頬を赤らめて
近くで絵本をねだっていた少年タカシくん(5歳、幼稚園児)「おねぇちゃんよかったね」もじもじしながらママの後ろに隠れてしまった。
タカシくんのママ、弘子さん(32歳、主婦)「私も、子供を寝せてから毎晩読書してるんです、ふふ」口に手をあてお上品な面持ちで。
レジのお兄さん「カバー、3枚、いや5枚くらい重ねてつけましょう。汚したくないですよね。」
その隣のレジのおぢさま「いやいや、手あかの分だけ愛着がわくんですよ、はっはっは」
※あくまであげこワールドのため、フィクションです。
西加奈子さま、こんな素敵な本を書けるあなた様は、きっと、きっと素敵な女性なのですね。
こんな素敵な本を世に出してくださってありがとう!
本は相性があります。
人に相性があるのと一緒でござる。
書いているのが人間だからあたり前か。
だから、みんながみんな好きとか言うわけない。
だがしかし、あげこはきいろいゾウのお話、西加奈子さんの文章の書き方が大好きなのです。
みなさまも、この暑い季節、扇風機にあたりながら、ごろりと寝転びまして、そうね、寝転んだ頭らへんに、ちょいと贅沢にこゆく作ったキンキンのカルピスを置いたらいいよ、で、よみふけってみていただきたい。
大丈夫。夢中になってカルピス飲むのも忘れて、気付いた頃にはカルピスちょうどいい加減になってるはずだから笑
あぁ、まだまだ出会っていないだけで、あげこの心にぎゅんぎゅんくる物語、書き方の本が世の中にはいっぱーいあるはずだ。
もっと、もっと本が読みたい。
でもまずはきいろいゾウをゆっくり読み直しましょうか。
長文にお付き合い、ありがとうございました。
| HOME |